【情報提供のお願い】Affinityの環境情報を表示するスクリプト「AffinityInfo」

2026年10月02日

Affinityのバージョンや、OS・スクリプト環境の情報を表示するスクリプト「AffinityInfo」を公開します。あわせて、このスクリプトで取得した情報の提供をお願いしています。ご協力いただいた方には、お礼としてスクリプト「Affinity4Cats」をダウンロードできます。

情報提供のお願い

AffinityInfoは、筆者の環境(Windows・インストーラー版)でしか動作を確認できていません。Macや、ほかの形式でインストールしたAffinityでどのような情報が取得できるのかは分かっていません。特に「版の種類」「インストール形式」「リソースフォルダ」がどのように表示されるかを知りたいと考えています。これはAffinityの動作がおかしく、掲示板などで質問したいときに役立ちます。回答者は初めに環境(AffinityおよびOSのバージョン等)を知りたいのに、質問者が正しく情報を提供できない場合(最新版です、では答えになっていません。特にAffinityは頻繁にアップデートがあるので)が往々にしてあります。そこでこのスクリプトを使用して環境情報を提供することで、早期の解決につながります。

集めた情報は、このスクリプトの判定の精度を高めるなど、スクリプトの改良に使います。集計に用いることはしません。

なお、スクリプトの実行環境はバージョン3.3以降ですので、3.2.3以下の方は3.3にアップデートする必要があります。Affinity Designer 2などの旧バージョンには対応していません。

ダウンロード

AffinityInfo.zipのダウンロード

zipファイルを展開すると、スクリプトの実行ファイル(AffinityInfo.afscript)が入っています。

使い方

  1. [ウィンドウ]→[スクリプト]→[スクリプトライブラリ]を開き、[デフォルト]カテゴリのメニューから[スクリプトをインポート]でAffinityInfo.afscriptを読み込みます。詳しい手順は「【v3.3保存版】Affinityの公開スクリプトの実行方法」をご覧ください。
  2. スクリプトライブラリから「AffinityInfo」を実行すると、情報を表示するウィンドウが開きます。
  3. 表示された内容をクリックし、すべて選択してコピーします(Windowsは Ctrl+A → Ctrl+C、Macは ⌘A → ⌘C)。
  4. 下の情報提供フォームの設問1に貼り付け、残りの設問に答えて送信します。

コピーできないとき

ウィンドウの[デスクトップにファイル保存]ボタンで、表示内容をテキストファイルとしてデスクトップに保存できます。保存したファイルを開いて、中身をコピーしてください。

このボタンを使うには、[設定]→[スクリプト]で[ファイルシステムにアクセス]を有効にし、デスクトップを登録しておく必要があります。設定されていないときは、ボタンが押せない状態になり、その旨のメッセージが表示されます。

取得する情報

  • 取得日時:日時、スクリプトのバージョン
  • アプリ:製品名、バージョン、ビルド日、UIの種類、版の種類、インストール形式、リソースフォルダ、実行ファイル、ドキュメント形式のバージョン
  • OS:アーキテクチャ、プラットフォーム、OSの種類とバージョン
  • スクリプト環境:SDKのバージョン、V8のバージョン、スクリプトの権限、文字列からのコード生成の許可
  • 設定・その他:PSDのテキストを編集可能で読み込むかどうか、インストール済みフォントの数、開いているドキュメントの数

「インストール形式」は、Windowsではリソースフォルダの置き場所(WindowsAppsの下かどうか)から判定しています。どこから入手したかまでは分かりません。Macでは判定せず、リソースフォルダを参考情報として表示します。

個人情報への配慮

  • ユーザー名を含むホームフォルダ(Windowsの C:\Users\ユーザー名、Macの /Users/ユーザー名)は「~」に置き換えて表示します。
  • スクリプトからアクセスできるフォルダは、名前を出さず、件数とデスクトップを含むかどうかだけを表示します。
  • フォントは名前を出さず、数だけを表示します。
  • 表示された内容は編集できます。気になる箇所があれば、削除や修正をしてからコピーしてください。

情報提供フォーム

AffinityInfo 情報提供フォーム

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お礼のスクリプト「Affinity4Cats」

フォームを送信すると、表示される画面に「Affinity4Cats」のダウンロードリンクが出ます。

Affinityの図形には猫形が4種類ありますが、図形ツールで作れるのは最新のデザインの1種類だけです。Affinity4Catsは、4種類の猫形すべてを横1列に並べて作るスクリプトです。

  • ドキュメントが開いていれば、表示中のスプレッドに作ります。開いていなければ、テンプレート「FHD 1080p」で新しいドキュメントを作ります。
  • 猫1つの大きさはページの横幅の1/8で、ページの左上から並べます。
  • 塗りの色は #AAAAAA で、レイヤー名に Cat〜Cat4 を付けます。


『Affinity制作入門』の訂正

拙著『Affinity制作入門』では歴代の猫形シェイプを3種類としていました。しかし、スクリプト機能を調査している中で実は上記の4種類であるということが判明しました。執筆時に調査が不足していたことをお詫びします。

4種類であることはわかったのですが、いつのバージョンで変更されたのかはまだ完全にはわかっていません。ブログ執筆時点での情報は次のとおりです。

  • 左端:初代
    Affinity Designer 1.0(2014年10月)~Affinity Designer 1.4.xか?
  • 左から2番目:2代目
    Affinity Designer 1.5あたりからか。Mac版の1.5は2016年10月であり、Windows版の1.5は同年11月で、これがWindowsにおける正式版の最初になります(ベータ版は1.3からありました)。
    1.5.xでこの画像に変わっているのが確認できています。
  • 左から3番目:3代目
    書籍に書いた通り、バージョン1.9(2021年2月)からバージョン1.10.3までです。
  • 右端:4代目
    書籍に書いた通り、バージョン2.0(2022年11月)から現在までです。