Affinityでロゴ入りカップ(イメージ)を作る(1)
こちらの記事は『Affinity制作入門』(以下、本書と呼びます)の一部です。記載内容は本書を持っているという前提で書かれていますので、お持ちでない方には内容が理解しにくいところがありますことをあらかじめご了承ください。
記事の内容は本書273ページの注にあるもの、すなわち三つ折りパンフレットのサンプルで使用したロゴ入りカップの作成方法です。
なお、本書で作成した「Lunch&Dog Cafe SATOYAMA」のロゴはwebの森 モモンガchのこくえゆかさんによるデザインです。この一連の記事の最後にチャンネルの案内があります。
はじめに
本書で使用した画像は次のものです。
この、無地のカップ画像にロゴを合成する手順を解説します。ただし、ここで作成するものはあくまでもイメージです。ここで行った手順で実際のカップに印刷することはできません。それには次の理由があります。
実際のカップに印刷するためには、印刷会社や印刷方式によってデータの作成方法が異なる
紙製品の場合は展開した状態でデザインデータを作成して入稿するケースが多いです。
一方、プラスチック製品ではすでに成形済みの製品に印刷することになります。そのため、データ入稿は長方形で指定することが多いです。カップは平面ではないので、面に合うように変形しなければなりませんが、それは印刷会社にお任せです。
また、カップのほぼ全面に印刷できるケースや一部印刷できない部分があるケースもあるため、本書の例が実際には印刷できる範囲を超えている可能性も高いです。
なお、実際の印刷業者については「オリジナル印刷カップ」で検索すると見つかります。
Affinityデータを受け付けているところはない(はず)
どの印刷会社も、データは基本的にIllustratorの古いバージョン(主にCS6以前、印刷会社によって異なる)でのみ受け付けています。まれにPDFデータも対応可能なところもありますが別料金がかかったりしますので、事前の確認が不可欠です。
以上のように、この作例は実際のものとはかけ離れている可能性が大いにあります。ですから、ここで作成するものは「イメージ」です。あくまでも次の手順を紹介するものであると理解してください。
- 画像を合成するために背景となじませる方法
- 画像を曲面に貼り付けたようにゆがませる方法
おおまかな説明の流れは次のようになります。
- ロゴをゆがませるための準備作業(整列パネルの説明)
- ロゴの変形の下絵を作成(Canvaのモックアップ)
- ロゴを下絵に合わせて変形
- ロゴを背景になじませる
なお、簡単に済ませたい場合は4.の手順のみを行うこともできます。変形が不要な程度にロゴを小さく配置する場合はこれでも問題ありません。
背景用画像を取得
書籍で使用したカップの画像は加工が激しいため、お渡しすることができません。ここでは代わりにPixelsの無料素材を使用します。
https://www.pexels.com/photo/a-person-holding-white-disposable-cup-7792314/
Affinityからは[ウィンドウ]→[レイアウト]→[ストック]でストックパネルを開きます。ストックパネルで[Pixels]を選び❶、「ビーチで紙コップ」を入力❷して検索します。
同じ人が微妙に異なるものを複数公開していますので、私が選んだものと異なる画像を選んでしまうかもしれませんが、気にしなくて大丈夫です。なるべく正立したものを選んでください。
Affinityでロゴ入りカップ(イメージ)を作る(2)に続きます。
4.の手順のみを行いたい場合はAffinityでロゴ入りカップ(イメージ)を作る(5)に進んでください。





