ExtendScript Debugger 2.0.2が正式公開されました
先にInDesign 17.3の話しろよって感じなんですが(^^;←あとで書きます
ExtendScript Debugger plugin for Visual Studio Code Version 2.0.2が、VSCodeのMarketplaceに登録され、使えるようになりました。
以前のバージョン1.1.2から3年弱、待望のアップデートになります。主な変更点は次のようなものです。
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- #15エラーの解消:このエラーはMacで時折発生するものですが、発生してしまうとマシンの再起動が必要な、なかなか厄介なものでした。これを解消しています。
- M1 Macの対応:1.1.2ではM1 MacでもIntel用のVSCodeを使用しなければならず、人によってはIntel用とM1用の2つのVSCodeをインストールしているケースもありましたが、1つで済みます。ただし、[Rosettaを使用]にチェックを入れる必要があります。
- その他:私は詳しくないのでよくわかりませんが、次のようなものが目玉です。
- Run a script without debugger involvement.
- Debug multiple hosts simultaneously.
- Debug with different VS Code windows simultaneously (not the same host app, of course).
- Run compound debug configurations (useful especially for CEP workflows).
注意すべき点は、新しい機能を取り入れたことにより、従来の「Launch」モードから「Attach」モードを推奨するように動作が変更されました(「Launch」も使用できます)。そのため実行手順と「launch.json」の書き方が大きく変わりました。詳しくは機能拡張をインストール後、ドキュメントを確認してください(読んでも分からない人は↓)。
なお、次のものは1.1.2から引き続きサポートされていません。
- Profiling Support
- Object Model Viewer (OMV)
- Auto-Completion
- Scripts Panel
オブジェクトモデルビューア、待ってるんですけどねえ(^^;
「InDesign JavaScript教室」第2期では、この2.0.2で実習します。私はRC版で色々テストしているので全く問題ないです。1.1.2と比べてだいぶ使いやすくなっていると思います。まだ残席に余裕があるので、是非ともご参加ください。