InDesign CC2017のプラグインを外す(5)

ここから、普通UIで操作するためのものを1つずつ付け加えて、最低限の操作はできるようにしていきましょう。とりあえず以下のプラグインを有効にします。

  • UI\Tool Box.apln(ツールパネル)
  • Graphics\Color Picker Panel.apln(カラーパネル)
  • UI\Tool Tips.apln
  • Text\Text Panel.apln
  • Text\Character Panel.apln
  • Text\Glyphs Panel.apln
    (以上、文字入力時にエラーが出ない最低限必要なもの)

これだけあればとりあえず画像も貼れるしテキストの入力もできます。前回の4つと合わせ10個のプラグインが有効になっています。

ここで1回起動時間を測定してみました。実行速度を計測するために「Script\Support for Visual Basic.apln」を入れます。また、残念なことに、プラグインの調査のために入れていた「UI\Shortcut Editor Dialog.apln」と「Graphics\Generic Style Editor.apln」を外し忘れていたので、合13個のプラグインが有効な状態、残り136個のプラグインが無効な状態になっていました。この状態で、最初と同じく起動時間を計測した結果が次です。

ということで起動時間が滅茶苦茶短縮されました。ちなみに、この状態での画面はこうなってます(他に「EPUBインタラクティビティプレビュー」パネルもあるのですが、これを開くと落ちます)。

この状態では、既存のドキュメントを開き、文字直しをしPDF書き出し、というのはできます。ただし、新規ドキュメントはドキュメント設定(アプリケーション設定)のサイズでしか作成できず、段落の設定もできませんし、プリンタ出力もできません。次はそこら辺を追加していきましょうかね。