Affinityが半額セール! その理由は?
久しぶりにAffinityの話です。ここではあんまり書いていませんが、製品アップデート情報は常に追いかけています。最新のバージョンは2.5.2です(6月4日に来ています)。Affinityのいいところは「買い切り」「安い」「いろいろなデバイスに対応している(2.5からはARM版Windowsにも対応)」など巷でいろいろ言われるわけですが、私が一番強く推すところは「Serif社(開発元)の真摯な姿勢」です。次のページは2.5および2.5.2のリリースノートですが、修正箇所が山ほど記載されています。
ここまで細かく修正箇所を記載している製品は他に見たことがありません。新機能にバグはつきものですが、それを修正するのも早いです(2.5から2.5.2まで10日ほどです)。ですから安心して、新機能とバグが詰まった2.5をスルーして、修正された2.5.2をインストールするわけですね。
もしバージョンアップして使えなくなったということであれば、以前のどのバージョンにも戻すことができます。ただしこれは、Affinity Storeで購入した場合に限ります。App StoreやMicrosoft Store経由では以前のバージョンをインストールすることはできません。これはStoreの仕組み上仕方がないことなのでAffinity Storeで買いましょう。価格はどこで購入しても同じです。
そんなAffinityですが、突如、半額セールを始めました。
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— Affinity (@affinitybyserif) June 7, 2024
このポストの返信の返信で、
- Yes it'll be on for at least a week(はい、少なくとも1週間は続きます)
- Just fancied having a sale(セールをやってみたいと思っただけ)
とも言っています。
しかし、何人かが「賢いね」「やるね」と返信しているように、ここぞとばかりのセールのようです(ちなみに私も最初は気づかなかったんですが、FacebookのAffinityユーザーグループで教えてもらいました)。日本ではあまり騒がれていませんが、次の記事がヒントです。
Adobeが「ユーザー生成コンテンツに自由にアクセス・活用」できるように新しい利用規約を導入、クリエイターから批判の声が集まる
この「新しい利用規約」については次のところに説明があります(批判を受けてのものです)。
そういえば、私がAffinityを知ったのも「過去バージョン全て使えます→直近2バージョンにします」の後だったなあ。あのときも安く買えたんだよなあ(^^)