Affinityのパスブラシを作る(2)
この記事は、『Affinity制作入門』用に書いたものですが、ページ数の都合によりボツにしたものです。
このブログは作成手順を記した内容ですが、元々が『Affinity制作入門』の一部として書いたものですから、「基本的な用語やアイコン(ボタン)はその前のページで説明している」という前提の内容になっています。そのため、これだけ読んでもわからないという方もいらっしゃると思いますが、ここで改めて説明するつもりはありません。詳しく知りたい方は書籍の販売をお待ちください。
素材(足跡の形)を作る
以下、Affinityでの手順になります。
手順①
新しいドキュメントを作成します。必要な設定は次のとおりです。記載のない項目は任意です。
- アートボード:オフ
- ドキュメント単位:ピクセル
- ページ幅と高さ:おおむね500px以上
- カラーフォーマット:RGB/8
手順②
手順③
作図の範囲を示すための128×128pxの長方形を作成し、中心がX=100, Y=100の位置に移動します。境界線を1px(色は任意)、塗りは「なし」にします。作成したらロックします。
手順④
直角星形ツールで長方形の下半分(128×64px)の大きさの直角星形を作成します。設定は次のとおりです。
- 辺の数:3
- 切り抜き(コンテキストツールバーではカットアウト):63

手順⑤
180°回転し、[Ctrl]+[Enter](Macは[command]+[Enter])キーを押してカーブに変換します。ノードツールになっているので、そのまま一番上のノード2つを選択します。
手順⑥
コンテキストツールバーの変形モードをクリックし、[Ctrl](Macは[command])キーを押しながら、右上のノードを左にドラッグします。おおよそ上部の辺の幅が半分になるようにします。
(変形モードは選択したノードで仮想の選択ボックスを作り、拡大縮小・回転などを行う機能です。[Ctrl]([command])キーを押すことで選択ボックスの中心が移動の基準点になります)
手順⑦
移動ツールに切り替え、上辺を四角形の中心までドラッグして図形の高さを伸ばします。(手順②でスナップが有効になっているので、外側の正方形の中心を示すガイドが表示されます)
手順⑧
コーナーツールに切り替え、すべてのノードを選択します。右端のノードを目いっぱい左に(止まるところまで)ドラッグします。
これで手のひら?の部分ができました。
手順⑨
直角星形ツールに切り替え、長方形の下辺中央で[Ctrl](Macは[command])キーを押しながらクリックします。次のように設定します。
- 幅:128
- 高さ:256
- 辺の数:12
- 切り抜き(コンテキストツールバーではカットアウト):52
この図形は指の部分を作成するためのガイドです。指の部分を作り終えたら削除します。
手順⑩
楕円形ツールや涙形ツールなど、好きな形で左側の2本の指跡を作成します。正立状態で作成してからガイドに合わせて回転したほうが作りやすいと思います。この形で動物の種類が決まったりするので好きなようにしてください。
手順⑪
作成したら2つの指の図形とガイドの直角星形を選択し、[Ctrl]+[J](Macは[command]+[J])キーを押して複製します。
手順⑫
複製したものが選択されている状態で、右クリックメニューから[変形]→[左右反転]をクリックします。複製した方は右側の指になります。
指の図形だけでなく、ガイドとして使用した図形も含めて左右反転することで、反転の中心がガイド図形の中央になるというのがこの操作のポイントです。
手順⑬
これで基本の形はできました。あとは位置を微調整してください。調整が終わりましたら直角星形ツールで作成したガイドは不要になります。
手順⑭
ここで一度作成した図形を複製し、任意の位置に移動しておきます。これはやり直しが生じた際のバックアップです。このあと全体の大きさと位置を調整しますが、その結果はパスブラシの編集画面でしか確認できません。そこで修正が必要となったらこの手順まで戻ることになるからです。
手順⑮
長方形のロックを解除して全体を選択、[Ctrl](Macは[command])キーを押しながら右下にドラッグして複製します。
手順⑯
256×256pxの正方形を作成し、全体を囲みます。足跡の大きさと位置を調整します。ここでは幅を120px、左右の位置を中央に合わせました。上下の位置と間隔は変更していません(連続して配置されることを考えると、均等に並んでいた方がよいと考えるからです)。
手順⑰
128×128pxの長方形を2つとも削除します。外側の長方形の塗りを元々のを黒(R=0, G=0, B=0)、他の図形の塗りを白(R=0, G=0, B=0)にしてすべての境界線を「なし」にします。
手順⑱
全体を時計回りに90°回転し、選択状態のまま、PNG形式でエクスポートします。エクスポートの際、領域を[選択のみ]にします。それ以外の設定は初期値のままでかまいません。また、ファイル名も任意です。
エクスポートしたら一旦終了です。やり直しが不要であれば、このドキュメントを削除してもかまいません。













