InDesignクラッシュの犯人が判明! 今度こそ不具合フォームへ
昨日の問題がついに判明しました。といっても原因は分かりません。あくまでも必ず再現する手順が判明したということです。今度こそこれを持って不具合フォームへ書き込みだ!
発生環境
Windows Vista もしくは Windows 7 (もしかするとWindows XP も?)
OpenOfficeがインストールされています。
(私の環境では最新の3.2.1、Java 6 Update 20)
発生手順
OpenOffice calc で新しいドキュメントを作成します。
適当なセルに適当な文字を入力して、そのセルをコピーします(つまりクリップボードに格納する)。
OpenOffice を終了します。コピーに使ったドキュメントは破棄してかまいません。
InDesign CS5 を起動し、新規ドキュメントを作成します。
ページ上で右クリックします。
するとInDesign CS5 はクラッシュしちゃいます。
ということで、Microsoft と Adobe と ORACLE の誰が悪いか分かりませんが、CS5 からJavaの機能を使ってるので、それが裏目に出たのかも。
7月8日 追記
右クリックでなくても、メニューの[編集]をクリックしただけでもクラッシュします。どうもメニューを表示させるのに、ペースト用のメニュー(ペースト、フォーマットなしでペースト、グリッドフォーマットを適用せずにペースト)の有効・無効を判断する必要があって、クリップボードの中を解析しているんだと思います。その過程で予想外のエラーが発生しているんでしょう。
ちなみにIllustratorでは発生しません。クリップボードの解析方法が違うんだと思います。
原因としては、OpenOffice Calcがクリップボードの仕様を外れたデータを放り込んだのか、InDesignがクリップボードの中身をExcelデータだと勘違いして間違った解析をするのか、そもそもInDesignのクリップボードデータの解析手順そのものがおかしいのか、Microsoftによるクリップボードのデータ仕様がおかしいのか、が考えられます。
私の勘では「Excelデータだと勘違いして間違った解析をした」に1票! ですが、そうであればKingsoft Officeでも発生する可能性があります。こっちの検証はAdobeの人にお任せしましょう。きっと読んでるでしょうから(不具合フォームにこのページを見てねって書いといたから^^)。