Windows 10 で確認しなければならないこと
Windows 10 が出ましたね。私は5月末ぐらいからInsider Previewに参加して、昨日ようやく最新のビルドにしました。
新しいOSが出ると、既存のアプリケーションが従来通りの動作をするのかどうかがまず気になりますが、WindowsのDTPにおいては、さらにいくつか注意が必要です。
1つ目は「Microsoft Print to PDF」というプリンタが標準で追加されたこと。MacでいうQuartzみたいなもので(Macを普段触らないので誤解してたらごめんなさい)、印刷できるあらゆるアプリケーションからPDFが作成できるという機能です。ビルド10130の段階で試したところ、RGBだし、画像の圧縮率は指定できないし、フォントは元の名前がわからない形で埋め込まれているし、規格やバージョンの指定もできないという、DTPには最悪のPDFです。
ついでにいうと、パスワード設定もできないので、事務処理用途でも不都合です。
2つ目はMS書体がバージョンアップして5.1になった(勘違いでした。Windows 8 で5.10になりました)こと。情報が全くないので、どの文字が追加されたか、字形の改変はあったのか、削除されたものはないかなどは不詳。自力で比較表を作らんといかんのかなあ。
MS書体に関係あるかどうかは不明ですが、新しい文字が追加されたらしいです。次の記事参照。
Microsoftはお客様のために真新しい〈中指〉を用意しました ここよりも記事中のリンク先 Windows 10 Emoji Changelog の方が詳しい。
3つ目以降は今のところ思いつかないのだけれど、見つけたらまた書きます。