[ネタ]ひょっとして私だけ?(7)

7 IMEのローマ字設定

わたしはローマ字入力なので、「あった」と入力する場合「atta」、「一気」と入力する場合は「ikki」とキーを打ちます。つまり小さい「っ(促音)」を入れる場合は子音を重ねるんですね。何を当たり前のことを、と思われるかもしれませんが、これには例外があります。それは「nn」と打った場合で、これは「ん」になります。これも当たり前ですね。
ではなぜ「nn」を「ん」にできるかというと、日本語では促音の後に「な行」が来ないからです。「そっな」とか「でっに」とか、促音の後に「な行」が来る言葉を探してみてください。恐らく見つからないはずです。でないと「nn」=「ん」にはならず、「nn」=「っ」または「ん」にしなければならないからです。

で、何を言いたいかというと、実は「な行」以外にも、促音の後には来ない行があるのです。それは「ま行」と「ば行」。「ひっま」とか「きっぼ」とか、会話言葉には出て来るかもしれませんが、普通はないはずです。

ですから「bb」も「mm」も「っ」に変換する必要はありません。しかし大概IMEでは(全部調べた訳ではありませんが)、これを「っ」に変換してしまいます。
わたしはこれが気に入りません。特に「mm」が「っ」に変換されるのは違和感があります。そこで、ローマ字の設定を変更して別の文字を出すようにしています。
それは「ん」。奇遇なことにbとmのキーはnの両隣です。普段、キーを打っている時に横にずれてしまう癖のあるわたしにとって、このキー配置は絶妙です。「ん」を打ちたい時は、右にずれても左にずれても正しく打てるのです。

ということで、「bb」と「mm」は「ん」になりました。これで不自由をしたことはありませんので、皆さんも是非試してください。
では今日はこの辺で。グンアイ!