「新しいバージョンのドキュメントを開く」ってどういう理由でできるのだろう

ご無沙汰しております。

今年に入ってからInDesign CS6以降のバージョンのアップデータが出まして「新しいバージョンのドキュメントを開く」っていうのが付いたそうです(アップデートしてないので詳しくは知らない

機能の解説はInDesignの勉強部屋にお任せするとして、この機能、きっとCreative Cloudのサーバーの中でInDesign Serverが動いてて、そこで指定されたファイルを開いてidml形式で書き出しているんでしょう。

で、今回のお題は機能的にどうのこうのではなくて、アドビにいったい何の権利があって、自分のデータを勝手に変換できるのか、ということです。私の作ったデータは私の(あるいは会社の)もので、いくらメーカーであっても断りなしに勝手にデータをいじくることができるのか[変換]ボタンをクリックした時点で、アドビがデータにアクセスする行為を許諾したことになるのか、その辺はどうなんだということです。もしかして変換のために提供したデータを勝手に横流ししていないか、あるいは何者かに侵入されてデータが流出しないかといったことも心配です。何せ2~3年に1回のペースでWebサイトが被害にあっており過去にAdobeIDの流出で大問題になったところですから。

調べたところ、プライバシーポリシーからリンクしてアドビ一般利用規約」というところに辿り着きました。

ここには

3.2 サービス運用のためのお客様コンテンツに関するライセンス。弊社では、本サービスの運用および有効化のために、お客様のコンテンツに関する特定のライセンスを得る必要があります。お客様がコンテンツを本サービスにアップロードした場合、ユーザー主導アクションの必要(コンテンツを非公開にするか、他と共有するかを選択する等)に応じて、弊社が当該コンテンツを利用、複製、公開表示、配布、修正(コンテンツの見栄えを良くするため等、公開実施および変換できる、非独占的で実施料不要、サブライセンス可能および譲渡可能な世界中でのライセンスを、お客様から弊社に許可することになります。このライセンスは本サービスの運用および改善の目的にのみ限定されます。

とあって、
「お客様がコンテンツを本サービスにアップロードした場合」
「弊社が当該コンテンツを」
「変換できる」
「ライセンスを、お客様から弊社に許可することになります」
と読めるので、ここが根拠になっているのかなという気がしてきました。それならCreative Cloudを利用しているならこの規約に同意してるはずなので、問題はないのかな、と。

でも、アドビに許可するライセンスについて「非独占的で実施料不要、サブライセンス可能および譲渡可能な世界中でのライセンス」ってなっているのはよくわからない。アドビはAWSを利用しているらしいので「サービス改善のためこのデータはアマゾンに提供してます」ってことでいいのかしら。教えて法務部さん。