InDesignのテキストフレームの「列」はColumnを誤訳
以前、Affinity Suiteの機能名の翻訳がおかしいので指摘していると書きましたが、その中で気づいたこと、それは「InDesignでも同じ誤訳をやっている」ということです。
それはどこかというと表題にもある通り、テキストフレームの「Column」を「列」と誤訳していることです。そもそも、日本語の「段組」と表の「列」が英語ではどちらも「Column」になっているというのがややこしいですね。最近追加された機能では問題ないのですが、初期に搭載された機能には「列」「列幅」「列枠」などの表記が残っています。
ちょっとこれはAdobeに言って直してもらわないと、不自然な日本語でユーザーフレンドリーではないですね。書き終わったらUserVoice(InDesignフィードバック)にこのページを見るよう書き込むつもりです。
以下に全箇所をリストアップして、修正案を提示しようと思いますが、もしかすると抜けがあるかもしれません。また、修正案が気に入らない場合があるかもしれません。そんな場合はコメントでご指摘いただけると幸いです。
Text Frame Options / テキストフレーム設定
Balanced Columns / 列を揃える → 段を揃える
Rule above(below) paragraph / 段落前(後)境界線
Column / 列 → 段
Paragraph Border / 段落の囲み罫
Column / 列 → 段
Display Border If Paragraph Splits Across Frames/Columns / フレーム間/列間で段落が分割される場合は囲み罫を表示 → フレーム間/段間で段落が分割される場合は囲み罫を表示
(これはユーザーガイドでは段間になっている。もしかしてバージョンによって違ってる?)
Paragraph Shading / 段落の背景色
Column / 列 → 段
Footnote Options / 脚注オプション
First Footnote In Column / 列内の最初の脚注 → 段内の最初の脚注
Anchored object Options / アンカー付きオブジェクトオプション
Column Edge / 列枠 → 段の端
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