AIPrefsをいじる(4) 【危険】Illustrator でフォント警告を無効にする裏技
先日、うちの会社で、若いオペレータがIllustratorのフォント警告を無視してしまって「事故」になってしまった。折角の警告も、それを理解できないと何の意味もないがね。そんなわけで、あらためて重要性を認識してもらおうと、公開することにしました。
【危険なのでよいこは絶対に真似をしてはいけません】
「フォントがないのはわかっとるわい、いちいちメッセージを出すな!」とお嘆きのあなた(私です)に朗報です。ファイルを開くときのフォント警告を無効にできます。
いや、普通の人はこんなことしないでくださいね。大量のPDFなどのデータから図形部分だけを取り出して使用したいとき、上のように叫びたくなることないですか。そんなときだけ使ってください。そして、使い終わったら必ずバックアップしておいた環境設定ファイルを戻しておいてください。また、
確認用に本来はフォント警告が出るデータを作っておいて、使用後はちゃんと警告が出る状態になっているか確認したほうがいいでしょう。
こればっかりは本当に責任取れませんから。
ではフォント警告を無効にしちゃいましょう。次のところを探してください。
/warning { /fontProblem 1 /colorConversion 1 /legacyTextConversion 1 }
ここで「fontProblem」の値を 1 から 0 に変更します。それだけ。それだけで快楽を求めたあなたは地獄に落ちるかもしれません。
なお、次の設定で直るんじゃない? と思われたあなた。残念ながら「すべての警告ダイアログをリセット」とは関係ありません。
従って、変更してしまったら環境設定ファイルからでしか戻せません(もしかするとスクリプトで設定できるかもしれませんが試してません)。くれぐれも試すだけにしてね。
なお、「colorConversion」と「legacyTextConversion」が気になる人もいるかも知れません。私は何となく想像がつきますが、この警告が出るデータを作る環境がないような気がして、試していません。悪しからず。
繰り返しますが、
【危険なのでよいこは絶対に真似をしてはいけません】
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