Illustratorのバグの修正情報はuservoiceにあります

CC2019が公開されて半月経ちましたね。アドビフォーラムでは新バージョンのトラブルが多く報告されて、私も情報収集や回答に手を尽くしていましたが、少し落ち着いてきたようです。日本のサポートも今回うまく機能していて、早々にトラブルまとめページを作成しました。

Creative Cloud 2018年10月版リリースのお知らせと注意点

このページから各製品のトラブルページへのリンクがあります。こういう対応は非常にありがたいです。

ただ、惜しいのは、このページが探しにくいところ。フォーラムのトップページにリンクがあるので、フォーラムまでたどり着けると見つけられるんですが、サポートページからはリンクがないし、できれば日本語サイトのトップにリンクを置いて欲しいところ。また、せっかくTwitterアカウントがあるんだから、そっちでも定期的にアナウンスして欲しいなあ。

Illustratorでは早速、修正バージョン（23.0.1）の情報があります。どこでわかるかというとuservoiceのページです。アドビの「製品への要望 / 不具合報告 フォーム」でIllustratorを選ぶとここに飛ばされます。バグがあればここに投稿してください。開発担当者が見ますので、修正される可能性があります。日本語でも問題ないそうです。また、同じ問題を見つけたら投票（Vote）してください。投票が多いほど優先して修正されるようです。

さて、ここに投稿されているバグを見るとステータスがついているものがあります。ステータスには次のものがあります（2018年10月30日現在で存在するもの）。なお、意味は私の個人的な解釈ですので間違っているかもしれません。

そして、ステータスの部分をクリックすると、同じステータスの投稿がまとめて表示されます。例えばDONE (IN BETA)であれば、次のページです。

https://illustrator.uservoice.com/forums/601447-illustrator-bugs/status/1746333

これは、現在修正が完了していて、ベータテスト中のバグの一覧になります。ここの投稿中のAdobe開発者のコメントを見ると、「プレリリースで最新ビルド23.0.1を確認してね」って書いてあるんですね。なので、uservoiceページを見ていると何が修正されてどんな状況か分かるようになっているわけです。

こんなことは以前のAdobeでは考えられなかったことですが、少しずつユーザーに情報を開示するようになってきたんですね。いいことです。

ただ、全ての製品がuservoiceにあるわけではないので注意が必要です。以前の投稿を見てください。実はまだfeedback.photoshop.comの使い方をよく知らないので、Photoshopの修正情報はよくわからないんです。

さて、InDesign CC2019ですが、今のところ大きなトラブルは報告されていません。Photoshop、Illustratorはまだ使い物にならんという状況に比べて、穏やかな船出です。というか、まだ誰も使ってないのかしら？

ただ、CPUとメモリとネットワークリソースを大量に消費するようになっているので、その辺の注意は必要です。できるだけ軽く動作するよう設定を色々変えてみて調べましたよ、重い原因と対処方法。今まとめているので、そのうちブログに載せます。

その前に、その調査の中で思わぬことを発見したので次はそれの話をしようかな？