TypeQuestはメモリも大量消費? InDesign CC2019(14.0)のメモリ使用量を減らす

さあさあ、お楽しみの時間がやってまいりました。いよいよInDesign CC2019(14.0) をチューニングしますよ。え、誰も楽しみにしてない? 私だけかなあ、いや、楽しいでしょ? パソコンのメモリ使用量を極限まで減らして常に快適な動作環境になるようにするの。昔はアイ・オー・データのMEMORY SERVERっていうソフトを使って、常駐ソフトを拡張メモリ領域に追い出して、メインメモリをどれだけ確保できるかって競ってたじゃない? 知らんかあ。さみしいなあ。

それはともかくCC2019になって動作環境が変わりまして、必要なメモリは4GB以上(16GB以上を推奨)となりました。が、私のWindows PCのメモリは8GB、ノートなので増設不可、なのであります。そこで、不要な機能を外してInDesign CC2019(14.0)の使用メモリを減らそうぜという企画です。


Windowsですので、Macの人はあまり参考になりません。ただ、それではあんまりなので、手元のMacBook Airでのメモリ使用状況をご覧ください。

まずCC2018。こちらは233.8MB使用しています。

次にCC2019。こちらは463.4MB使用しています。

ということは、およそ倍増しているということになります。私のMBAのメモリは4GBなので、実用には厳しいです。まあ、元々テスト用なんですが。


では本題。Windowsに行きますよー。

まず私の普段遣い、CC2017のカスタマイズ環境でのメモリ使用量です。

InDesign本体は204.4MB、CEP Extensionを含めると283.1MBになっています。

ではCC2018。これはカスタマイズしていません。普通通りにインストールした状態。

InDesign本体は230.8MB、CEP Extensionを含めると425.2MBになっています。CEP Extensionが如何にメモリを食っているかということが分かりますね。なお、CPUが動いてますが、何にもしなくても僅かながら何らかの処理を行っています。実はCPUが0%のキャプチャを取りたくて何回もチャレンジしたのですが、一瞬0%になってもすぐに動き出すのであきらめました。

また、普段はTenさんのProperty ExplorerというCEP Extensionを入れているんですが、今回の計測のため外しました。

さて、いよいよCC2019です。

InDesign本体は386.3MB、CEP Extensionを含めると573.1MBになっています。CC2018と比べると約1.5倍ですね。2つ前のエントリで書いたように、起動直後はダウンロードを行っているのでこの数値よりも大きいです。これは安定した状態のものです。

OSが違うので単純には比較できませんが、Macよりは使用量の増加は少ないですね。

以上が現状です。


ではチューニングを開始しましょう。まずは一つ前のエントリで説明したように、ネットワーク通信をブロックします。そうすることで「ネットワークが繋がっていないなら読み込まない」分のメモリを削減できるはず。結果はこちら。

InDesign本体部分で、386.3MB→227.5MBと、158.8MBも減少したじゃないですか。これはCC2018とほぼ同じ。やはりTypeQuestがネットワーク通信量だけではなく、メモリ使用量にも関係していそうな様子です。CC2018と同じであればメモリの少ない我がPCでも問題なく動作しそう。単に重いのを何とかしたいという人であれば、前のエントリを実行するだけでよいと思います。

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ただ、私は突き進みますよ。

続いて、CEP Extensionを無効にします。

Windowsの場合、それはInDesignアプリケーションフォルダ内、Resources\CEP\extensionsフォルダにあるので、使わないものを別のフォルダに移動するだけです。ただ、InDesignで読み込まれるCEP Extensionのうち、InDesignアプリケーションフォルダの外にあるものもあります。これはCCアプリケーション共通で使われるものですね。これは他のアプリケーションに影響があるので触りません。Macの場合はどこにあるんでしょうね。見つけられていません。

さらに使わないプラグインも外しています。方法は以前書きましたので参考にしてください。そうそう、このバージョンからプラグインが一つ削除されました「Layout Adjustment Panel.apln」です。以前の「レイアウト調整」です。CC2019からレイアウト調整が新しいものに置き換わっています。

ではこの状態で見てみましょう。

InDesign本体は208.9MB、CEP Extensionを含めると289.7MBになりました。これで今使っているCC2017とほぼ同じです。これならまず間違いなく快適に使えると思います。しばらくはこの設定で使ってみて、必要に応じて削りすぎたプラグインとCEP Extensionを戻していくつもりです。