InDesignの多角形ツールで図形を作成時に、矢印キーで「頂点の数」と「星形の比率」を変える

今、「第6回とやまデザインDTP勉強会」用のスライドを作成中です。最初のセッションでIllustratorにはないInDesignの機能を列挙する予定です(列挙するだけですよ。紹介しきれませんもん。その中で、多角形ツールの挙動を確認してたら「あれ?」ということがあったので書いておきます。


Illustratorとの比較中なので、まずはIllustratorの挙動をおさらい。InDesignと違ってIllustratorでは「多角形ツール」と「スターツール」に分かれてます。そのうち「スターツール」が比較対象になります。

スターツールでドラッグ中に以下のキーを押すと挙動が変わるのは皆さんご存知かと思いますが念のため。

  • 上下矢印キー:頂点の数を増減させる
  • シフトキー:水平垂直になるよう回転
  • Alt(option)キー:第2半径のポイントを第1半径の頂点を結んだ位置に移動
  • Ctrl(⌘)キー:第2半径を固定する

次にInDesignの場合ですが「多角形ツール」もしくは「多角形フレームツール」の挙動になります。が、実はCS4以前とCS5以降(多分ここが分かれ目だと思うんですが、間違ってるかもしれない)では全く挙動が違うので注意が必要なんです。

まず、CS4以前の場合。これはせうぞーさんが以前に書かれているのでそちらを参照してください([InDesign][Tips]多角形ツールで図形を作成時に、矢印キーで「頂点の数」と「星形の比率」を自在に変える – 名もないテクノ手。簡単に書くと、ドラッグ中に以下のキーを押すと挙動が変わります。

  • 上下矢印キー:頂点の数を増減
  • 左右矢印キー:第2半径の大きさを5%増減

次にCS5以降の場合。InDesignではこのバージョンから「グリッド化ツール」という機能が導入されました。これは「No.07 グリッド化ツールと高度な繰り返し複製(InDesignの勉強部屋に書かれています。ここで説明されている図は長方形ツールのものですが、多角形ツールでも同様です。ドラッグ中に以下のキーを押すと挙動が変わります。

  • 上下矢印キー:列(垂直)方向に分割数を増減
  • 左右矢印キー:行(水平)方向に分割数を増減

間隔はマージン設定の間隔になります。

多角形ツールで実行すると図のようになります。


では、以前の挙動にしたいときはどうしたらよいのでしょう。そのときはドラッグ中にスペースキーを押します。

  • スペースキー:矢印キーの挙動を「分割の増減」と「頂点の数と第2半径の大きさ」で切り替える(トグル)

つまり、スペースキーを押すごとに、矢印キーの挙動が切り替わる仕組みなのです。

こんなん知らんわ!」そう、正直言うと私もさっきまで知りませんでした。何かあるに違いないと色々キーを押しまくっていたらビンゴ! 色々検索したら、公式ヘルプに書いてあることは書いてある。

「InDesignマニュアル 線とシェイプによる描画」

多角形ツールで、頂点の数または星型の比率を矢印キーを使って変更するには、マウスボタンを押したままスペースバーを押します。

それだけかい!


まあ、とにかくやってみましょう。まず多角形ツールをダブルクリックして、設定を初期値にします(頂点の数6、星型の比率0%

適当なところでマウスの左ボタンを押し、そのままドラッグします。ドラッグを途中で止めて上矢印キーを2回押し、左矢印キーを1回押します。

このように6角形が増えるはずです。次に(マウスの左ボタンは押したまま)スペースキーを1回押します。これでモードが切り替わりました。そして(まだマウスの左ボタンは押したまま)下矢印キーを1回、右矢印キーを11回押します。

こんなのになりました? まだマウスの左ボタンは押したままですよ。続いてスペースキーを1回押します。そして、右矢印キーを2回押します。

スペースキーがトグルになっているのが確認できましたね! これでマウスの左ボタンを離して大丈夫です。それで確定されます。

これでバクダンも大量作成できますね!