[小ネタ] InDesignで図形として日本式角トンボを描く
普通の人はInDesignでトンボを描くってことはないはずなんですが、もしそんな状況になったらどうしてます? サンプルスクリプトの「CropMarks.jsx」を改造してます?
InDesignにはトリムマークという機能がないので、線を一本ずつ描いている人もいるのでは? イラレで作って配置ってのは、なしで。実はもっと楽に作れるんですよ、というお話。
まず、裁ち落としサイズ+18mmの長方形を描きます。そして、中心が一致するように移動します。
線幅、線の色を設定してください。普通は線幅0.1mm、線の色は[レジストレーション]ですね。
設定が終わったら、メニューの[オブジェクト]→[角オプション]をクリックします。次のダイアログが出ます。ここで、4つの角とも、「角のサイズ」を「9mm」、「シェイプ」を「飾り」にします。
はい、おしまい。
え? 余計な線を除去したい?
はい、はい。ではメニューから、[オブジェクト]→[パス]→[パスを閉じる]または[パスを開く]をクリックします。
あとはダイレクト選択ツールで不要な線を削除すれば完成。
実はサンプルスクリプト「CornerEffects.jsx」の方が僅かに手間だけ少ないのだけど、こっちの方が分かりやすいので紹介しました。
以上、小ネタでした。