Adobeにも欲しい? Mac版Affinity Suiteはフォントリストを日本語で絞り込める
InDesignに欲しいAffinity Publisher機能の連載なんですが、今回はInDesignのみならず、Illustrator、Photoshopにも欲しい機能です。ですからタイトルを変えてます。
実はこれ、macOSの機能なんだそうで。Windowsにも欲しい!
フォントが多いとフォントリストが長くなって大変です。しかも最新のAdobeソフトって、最上位に使うことがほぼないバリアブルフォントがあって、次にこれも使うことがない絵文字フォントが来て、その次に日本語です。(図はWindows版Illustrator 2019)。
一応フィルタ機能があるんですが、これが日本語に全く対応していないという。
私はデータ受けをすることがないので、極力フォントを減らしているんですが、それでも目的のフォントにたどり着くのが大変です。
それに比べるとAffinity Suiteはフォントの絞り込みが少し優しいです。まずWindows版はこう。
そしてMac版はこうです。日本語、トラディショナル、ファン、モダンがmacOSの機能だそうです。
なんですか! この日本語というのは!
実はmacOSでは、インストールされているフォントが日本語かどうか教えてくれる機能があるらしくってAffinityではその機能を使っています。図は10.13.6でフォントを何も追加していない状態です。Helvetica、Timesがどうして入っているのかよく分からんですが、あとは日本語フォントのみを絞り込んでいます。
AdobeのソフトもAffinity SuiteもMac/Windows両対応なのですが、AdobeさんはOSに関わらず徹底的に同じにしようとしているのに対し、Affinity Suiteを開発しているSerifさんは多少違っても便利なものは使おうじゃないかという姿勢なのかな? いずれにせよ、日本語で絞り込める機能はAdobeソフトにも欲しい! さらに、Windowsにも欲しい!
あ、iPad版Affinity Designerにもないそうなので、そっちにも。