【大阪DTPの勉強部屋】「Saturday online SP 〜眠くなるまで〜」に出演しました
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他人に渡すInDesignデータでは使ってはいけないスクリプト
予定していた内容は次のものです。
- スクリプトの実装漏れ? ①文字前のアキ・文字後のアキ
公開例:文字に囲み罫を設定する - スクリプトの実装漏れ? ②セルの高さ
公開例:InDesignの表でセルの高さを自由に変えたい - InDesign Server用の機能? ウォーターマーク
- (おまけ)InDesign内部で使用? UserDataJSON
「これらのスクリプトの機能はUIから操作できないので、他人に渡すものや、自分でも忘れるような場合は使ってはいけません」という内容です。
ただ、明らかに準備不足で(当日にスライド作ってた)このうち前者2つしか話すことができませんでした(しかもその時点でかなり時間オーバー)。期待をしていた方、申し訳ありませんでした。また機会があれば改めて話したいと思います。
この中で、InDesignを確実にフリーズさせる使い方も説明したので、それについてはいずれこのブログでも説明したいと思います。
箇条書きの記号の色が1文字目に合わせて変更される
また、スライド作成中に箇条書きの色が変わるということに気づきました。これを当日話したのが時間圧迫の要因の一つ余計だったのですが、チャットで「経験あり」「前の細い文字を入れて回避した」という反応があったので、それはそれでよかったのかなと思います。
これ、最初はバグかと思ったんですが、よく考えるとどうも仕様と思われます。バグというのは意図通りではない挙動になることです。この場合、段落の最初の文字の属性を引き継ぐ(ただしスタイルを除く)という考えで実装されている気がしますので、きっと仕様なんでしょう。
ですから「この挙動の是非」というよりも「そもそも箇条書き記号の属性はどのような仕様にすべきか」というところの話をしないといけない気がしています。
先は長いですが、当面、文字スタイルを作成して適用することでこの挙動を回避できますので、困っている方は参考にしてください。
次の予定は「アドビアプリ自動化もくもく会#1」です。私はオンライン参加します。この中で「箇条書きの記号(自動番号も)の属性の挙動の確認」、もしくは先延ばしにしている、「InDesign 2025のMathMLに関するスクリプトのおかしな実装を私のオブジェクトモデルに追加するかどうかを検討するための実際の挙動の確認」(長い!)をやっていこうと思っています。