Illustratorにも欲しい!Affinityの表示範囲の記憶
これはAffinity Advent Calendar 2025で予定していた記事が間に合わなかったときの予備でした。私の記事は全部公開したので、これも公開します。
Affinityには「ナビゲータ」パネルがあります。
そんなのPhotoshopにもIllustratorにもあるよ、といわれるでしょう。実はInDesignにも最初はあったんですが、CS4(6.0)で廃止されました。(こういった情報はJames Wamserさんの「InDesign New Features Guide.indd」に詳しいです。感謝!)
Affinityのナビゲータパネルは何がすごいかって、現在の表示範囲を記憶できるところです。(現行のビューポイントを保存)
表示範囲っていうのは座標と拡大率です。保存しておくとリストから選択できるようになり、表示をすぐに切り替えることができます。手のひらツールでひたすらドラッグしたり、スクロールバーを動かしたり、一度全体表示してズームツールで拡大するといった手間がなくなります。
なぜこれを紹介するかというと、以前これと同じことをIllustratorでやろうとして苦労したからです。それは「アートボードで部分拡大」という記事。2011年9月ですから、14年前ですよ。こういうことは忘れないんだなあ。

