糞みたいなヘルプの仕様をなんとかしろ
InDesign CS4の体験版を触り始めました。名もないテクノ手でも体験版での感触を書かれてますので、そちらのほうもご覧になってください。私の方はアップグレードするかどうか未定なので、どうしても、安全に導入できるか、導入してどれだけの効率化につながるか、といった立場で見てしまいます。きっとせうぞーさんとは試す目的が違うはずなので、みるポイントも違うと思います。
さて、立ち上げました。メニューから[注釈]が消えてますね。[書式]の中に入りました。やっぱりそうでなくちゃ。使わないんだし([ネタ]ひょっとして私だけ?(1))。
いきなりアップデートがあります。まずはUpdaterのアップデート。次に以下の4つ。
Adobe Extension Manager CS4 2.1
Adobe Camera Raw 5.2
Adobe Output Module
service
計120.4MB(Windowsの場合)
いきなり120MBかよー、と思いつつCamera Raw以外をインストール。
さて環境設定を開くと、大きく変わっているところが。一つは[文字組みプリセットの表示設定]に、「繁体中国語(標準)」と「簡体中国語(標準)」があること(デフォルトではオフ)。もう一つは、[ファイル管理]に[リンク]の設定が増えたこと。
「オリジナルの再リンク先フォルダ」ってなんだ? ということでヘルプを見る。
ここからが怒りの始まりだ。
なんだー、いきなりInternet Explorerが立ち上がってアドビのサイトに接続したぞ。何でだ。何か間違った操作をしたか? そもそもデフォルトのブラウザはFirefoxにしといたはずだぞ(このテスト環境では)。通常環境ではどうなるんだ([ネタ]ひょっとして私だけ?(5))。
いろいろVistaの設定をいじってデフォルトのブラウザ問題は解決(InDesignに関係なかったので割愛)したのだが、その途中でInternet Explorerのプログラムが入っているフォルダ名を[Internet Explorer]から[Internet-Explorer]に(色々警告がでるが構わず)変更したところ、ヘルプを表示させようとすると以下の画面。
んー、原因は違うんだけどな(^^)
その後環境設定を見たり、ヘルプのヘルプを調べたり、「ヘルプ オフライン」で検索してもアドビのサイトに繋がらない設定が見つからない。これはヘルプ自体がインストールされていないんだろうか。InDesignフォルダ内にそれらしきファイルは見つからない。
最後の手段(でもないか)でネットワーク接続を切断してヘルプ。げっ、ローカルにインストールされているっ。なんでCommon Files下にあるんだっ。それなら何で最初からこれを表示しないんだよっ。
もしかしてCS4のアプリケーション全てこんな調子なのかしら。InDesignの体験版しかインストールしていないのでBridgeとSING Glyphlet Managerしか調べられないのだけど、どれも同じ。ヘルプはインターネットに接続するのね(;_;)
以下、勝手な結論。
これは「製品への要望 / 不具合報告 フォーム」から投稿でしょう。そもそも勝手にインターネットに接続するなんてマルウェアもどきの動作。せめてダイアログは表示しましょう。例えばこんな。
「これからInDesignアプリケーションはインターネットに接続してヘルプを表示します。接続してよろしければ[はい]を、ヘルプ表示を中断する場合は[いいえ]をクリックしてください。この設定は環境設定のヘルプの優先表示で変更できます」
で、環境設定に[ヘルプの優先表示]を作って
- インターネットヘルプを優先的に表示する
- ローカルヘルプを優先的に表示する
- ローカルヘルプのみを表示する
から選ぶような仕様に。
偽サイトが横行している昨今、こんな仕様じゃシステム管理者から苦情が来ますよ。
2009年1月8日 追記
アドビのサイトに繋がらないようにする設定をようやくヘルプで見つけました。この追記を書いた時点では確認できないのですが、Web サービスへの接続の管理 の最下部、「Webサービスの無効化」で、できるようです。