InDesign 18.5.1が出ていますが
降りてきたのは11月10日ですね。
InDesign 18.5.1だと?
— お~まち@組版仕事ないですか (@CS5_omachi) November 10, 2023
まだ詳細を把握していない(修正済みの問題やセキュリティ情報が出ていない)ので、わかるまで放っておく pic.twitter.com/42BiltRLGI
もしセキュリティ関連なら発表されるのが毎月第2火曜日(日本時間では翌日の水曜日)ということで待っていました。やはりセキュリティ情報にありますね。
https://helpx.adobe.com/security/products/indesign/apsb23-55.html
それによると「バージョン17.4.2以前、18.5以前には脆弱性があり、18.5.1、19.0で修正しました」ということです。
バージョン17(2022)以前はサポートが終了しているため、脆弱性の修正はされないというのがAdobeのサポートポリシーなんですけど、InDesignはそうそうバージョンを上げるわけにはいかない製品なので、おそらくほとんどの人が脆弱性が修正されないバージョンを使うことになるんじゃないでしょうか。
ですからバージョン18(2023)を使っている人も無理に18.5.1にアップデートする必要はないかなと思います。私はもちろん18.3止めのままです(分からない人はこのブログを遡って読んでください)。
(といってもセキュリティは大事なので、脆弱性を突くように細工されたInDesignデータが発見されたら即対応を変える準備はしています)
それ以外のAdobe製品のセキュリティ情報は次のページを見てください。
https://helpx.adobe.com/security.html(英語版)
https://helpx.adobe.com/jp/security.html(日本語版)
この記事を書いている時点で日本語版は更新されていないので急いでいる方は英語ページを見てください(ただ、日本語ページが更新されても理解しにくさは変わらないんですけどね)。DTP関連ではPhotoshop、Bridge、Acrobatの脆弱性情報があります。