実は天職? 毎日セミナー生活

職業訓練校で教え始めて1週間過ぎましたよ。まずはIllustratorを教えています。Twitterでも書きましたが、バージョンがCS5なので、めちゃくちゃ大変です。

とか、グラデーションを教えたので虹を作ってみようとしたけれど、線にグラデーションを設定できるのはCS6以降だった、とか。もう、絶対にCCを導入させてやると思いますわ、導入しなければ今季限りでおしまい!

職業訓練のカリキュラムとか方法は訓練校によって違うんでしょう。ここ(石川県)の場合はWebデザインは半年のコースになります。1クラス10人で、それを1人の先生が付きっきりで見ます。まるで小学校のような風景です。そして、最初の1か月ほどはIllustratorばっかり、次の1か月はPhotoshopばっかりで、残りをhtmlのコードとかDreamweaverを教えることになっています。先生も生徒もそのうち飽きてしまうんじゃないかと思うんですが(多分科目を作って、科目ごとに人を割り当てるのはお金がかかるんだろうと思っています。地方は貧乏なので

「今季限りでおしまい!」にしたいところなんですが、実はこの仕事面白すぎる。もうね、毎日6時間のセミナーをやっている感じです。人前で自分の得意な話ができて、しかもそれで尊敬される、なんて幸せな毎日なんだろう、って感じですね。ただ下準備(ネタを仕込む)も時間が取られるので、もうTwitterの会話に参加できないです。


どう面白いのか。実はおとといの授業が、仕込んだネタがぴったり嵌まったので紹介しておきます。前日までは各図形ツールを使って図形の作り方を教えていて、いよいよ色について教えます。

余談ですが、自由課題に「+DESIGNING」で連載中の「〇△□でなにつくろ?」を使わせていただいています。これ最高です。単なる線引きの練習ではなく実際に使える絵なので、生徒は大喜びだし、説明が丁寧なので先生はその間何もしなくていい(←おぃ)し、もうhamkoさんには感謝感謝、足を向けては寝られません。長く続けて欲しいです。

さて、色の説明ですが、まず発色の原理を教えるために次のデータを配付するわけですね。

これでRGBとCMYKの違いを説明して、それからカラーマネジメントの概要、Webなので「お客さんは正しい色では見ていないよ」と強調して、環境光とかの話をするわけです。この辺は「DTPの勉強会(東京」第27回の動画が大変役に立っています。本当は購入した動画をそのまま流したらいいんですが流石にそれは手抜きかなあ。あかつきさんに許可も取ってないし。

次にカラーパネルの使い方、スウォッチパネルの使い方、パターンの作成、グラデーションの作成など、一気に教えていきます。これ、6時間まるまる好きなことに使えるからできる技ですよね。そう考えるとこの方式も悪くないのかもしれない。

間に生徒の「どのディスプレイを購入したらいいですか」という質問が入ったので、ここぞとばかり、sRGBとAdobeRGBの違いを説明して、得意顔です、はい。

で、最後に透明の話ができるかどうかという時間になって迷っていたら、生徒から「乗算って何ですか」という質問が。これ幸いと透明効果の話をします。

透明効果はプルダウンを見ると色々あります。その中で、乗算とスクリーンは基本というか、一番よく使います。実は皆さんすでに、それを利用した例を見ています」

で、朝一で使用した発色の原理のデータをアクティブにして、CMYKは乗算、RGBはスクリーンで作っていることを教えたんです。そうすると生徒はみな「あっ」っていう顔をして。

いやあ、これ快感ですね。毎日こんなことができるんですよ。もう、楽しくて、楽しくて。この年にしてやっと天職に巡り合えたのかもしれない、という感じです。


なので、発言とかは少なめになりますが、その分元気にやっているということで、これからもよろしくお願いします。