Creative Cloud Files(同期済みファイル)サービスが終了します

2023年08月09日

Creative Cloud 同期済みファイルの提供終了

ビジネスプラン向け Creative Cloud 同期済みファイルの提供終了

Adobeからメールを受け取った方もいらっしゃると思いますが、私のところにはメールが来ていないので知らない方もいらっしゃると思います。リンク先の通り、個人版2024年2月1日、エンタープライズ版・グループ版2024年10月1日に終了します。

この機能、100GBのクラウドストレージが追加料金なしで利用でき、しかも共有リンクを発行することで他の人と共有してコメントを入れてもらうこともできるので、便利に使っている方もいらっしゃると思います。私も「open_the_indd」の配布元にしていたり、「InDesign JavaScript教室」の教科書や教材のダウンロード元として使っています。

しかしながら、サービス開始当初からの問題として、同期が非常に不安定ということがあります。つまり同期できないファイルがあったり、ファイルが消えていたりというトラブルが絶えません。また企業の場合ではセキュリティ上の懸念があり使用禁止になっているケースもあるかと思います。私も独立する前は使いませんでしたもの。しかもエクスプローラからフォルダを非表示にするという技も使ってましたし。(公式の手順はこちら。私は別の情報を得てレジストリを変更していました)

さて、提供終了ということで、使っている人は引っ越し先を考えなければなりません。候補としてDropbox、Box、OneDrive、iCloud、Google Driveなどがあります。私は自分のサイトの容量が結構余っているので、できればそこに置いておきたいのです。ローカルとの同期は必要としていないので、上に挙げWebサービスは使用したくありません。同期用のタスクが常に動いているので、PCの動作が重くなる懸念があるためです。(以Dropboxをテストしましたがかなり重かったので。今は改善されているのかもしれませんが)。問題は共有の管理をどうするか、ということです。単にファイルを置いておくだけだと誰でもアクセスできますからね。ちょっと探してみて、でも面倒そうならやめます(^^ゞ


2024年2月28日 追記

いつの間にかCreative Cloud 同期済みファイルの提供終了のページが更新されて、Frame.ioが引っ越し先として案内されています。