Affinityでパターンを作る(2)

この記事は、『Affinity制作入門』用に書いたものですが、ページ数の都合によりボツにしたものです。

このブログは作成手順を記した内容ですが、元々が本の一部として書いたものですから、「基本的な用語やアイコン(ボタン)はその前のページで説明している」という前提の内容になっています。そのため、これだけ読んでもわからないという方もいらっしゃると思いますが、ここで改めて説明するつもりはありません。詳しく知りたい方は書籍の販売をお待ちください。


三崩し柄の作成

もうひとつの背景として角丸長方形を作成しますが、その塗りに使うパターンの素を作成します。作成するのは日本の伝統的文様のひとつ、三崩し(さんくずし)です。

直前に作ったパターンレイヤーは操作の邪魔なので一旦非表示にしています。

手順①

任意の場所に72px24pxの長方形を作成します。

  • 塗り:R=255, G=255, B=200
  • 境界線:R=234, G=234, B=184
  • 境界線設定:実線スタイル, 幅:6px, 揃え:中央揃え, 他は変更不要

手順②

①を下に2つ複製します。間は開けません。


手順③

の3つの長方形を右下の角が合う位置に複製([Ctrl]+ドラッグ、Macは[command]+ドラッグ)します。

手順④

の6つの長方形を選択して複製([Ctrl]+[J]、Macは[command]+[J])し、複製したもの90°回転します。

手順⑤

144px144pxで、塗りと線のない長方形を作成します(Ⓐと呼びます)。これを、12個の長方形の外枠に合うように重ねます。レイヤーパネル12個の長方形をⒶの内側に配置します。

手順⑥

Ⓐをアセットパネルの「デフォルト」カテゴリの「アセット」サブカテゴリにドラッグして登録します。登録したアセットは使用後に削除しますので、アセットパネルで新たなカテゴリを作成する必要はありません。

手順⑦

アセットパネルは後程使用します。登録に使用した長方形は用済みですので削除してかまいませんが、あとで色を変更したくなったりするかもしれませんので、パターンレイヤーの下に移動しておきます。

以上で塗りつぶしパターンに使用する要素の作成は完了です。


塗りつぶしパターン

前の手順で非表示にしたパターンレイヤーを表示しておきます。

手順①

長方形ツールでマージン線と同じ大きさの長方形を作成します。境界線の設定は「なし」で、塗りはなんでもかまいません。コンテキストツールバーのコーナーを「丸み付け」大きさを「5%」にします。

手順②

長方形を選択したまま塗りつぶしツールに切り替え、アセットパネルの先ほど登録した長方形をクリックします。アセットが領域全体の大きさで配置されるので、コンテキストツールバーの「縦横比を維持」をオンにしてハンドルを内側に向けてドラッグします。

手順③

図のようにハンドルの丸が2つ表示されることがありますが、これはどちらでもかまいません。またドラッグ中は[Shift]キーを押すと方向が制約されるので上下にぶれません。表示倍率を数値で変更する個所はありませんので、お好みの細かさに調整してください。

手順④

アセットはもう不要です。右クリックメニューから[アセットを削除]をクリックします。

完成です。