Illustrator 28.3が出ましたね。以前の記事を回収せねば

Illustrator 28.3が出ましたね。そこそこ機能強化や新機能が入ってます。

Illustrator 28.3の新機能

修正された問題

修正された問題はあまりないですね。ということは修正されずに残っている? 検索したら次のページが見つかりました。今まで気づかなかったよ。今後は毎回チェックしないといけないですね。

Illustrator の既知の問題


さて、今回のアップデートでは、私が過去に言及した機能についての更新があります。

Illustratorの星形がライブシェイプになるらしい

ライブスターが実装されました。名前だけ見ると機能名がわからんのですが、スター形のライブシェイプですね。結局頂点の数と内側の半径だけで、新しく追加されたものはないです。スパイラルツールの方は実装されませんでした。

Illustratorに「ボックス囲(窓選択)」がやってくる?

実装されました。キーボードの「E」を押すというトリッキーな実装で、名前も「閉鎖モード」(英語でenclosed mode)ですか。「E」は「Enclosed」のEと覚えたらいいんでしょうね。それ以外にEを使う理由が思いつかない。

やってみましたが、コツをつかむまでちょっと苦労しました。次の手順でやろうと「E」キーを押すと自由変形ツールになるので、この説明はまずいです。

選択ツールで空いている部分を少しだけドラッグし、マウスの左ボタンを押したままで、軽く「E」キーを押してすぐ離します。するとマウスカーソルが次の形になるので、それが閉鎖モードに入った印です。

あとはドラッグして囲むだけです。次のような、周りに選択したくないオブジェクトがある場所で使えます。今までは邪魔なオブジェクトを非表示にしたりロックしたり、シフトキーを押しながらクリックしたりということをやっていましたが、それが少し楽になる(かもしれません)。

[日本語Windows] Illustrator 2024のRetype(Beta)機能が使えないときにやってみること

機能向上によりインターフェイスが変更されました。未だベータ版なので今後も変更があるでしょう。本を書いたり教えたりする人にとっては、図版や説明を固定できない状況が続くということです。寸法ツールやベクター生成も同じようなものでしょうね。


21:00 追記

書式メニューの「句読点の自動調節」が「欧文用字形の自動置換」に変更されてます。